あかいろのしずく
なんだこれ、なんでこんなことになるんだ。
朝から空気悪くなったら、もう一日中このままになっちゃうじゃん!


「ちょっと待った」



自ら仲介役になり場を鎮めようとする私。




「喧嘩は後にしよう。喧嘩するなら外に出よう」

「喧嘩じゃないです。てかどうやって出るんですか」



ショウトに指摘され、「すみませんそれを考えるんでした」と頭を下げる。開始一分も経たず沈められたのは私だった。



嘘でしょ。まさかこのまま仲直りできないなんてないでしょうね?
最悪の場合を考えていると、ショウトが私の方に振り向いた。



「後で話すんで口突っ込まないでください」

「あ、そうなの......?」

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