私の恋のヒーローは

だから、私は隠しておくべき事を
七海に話した。七海だけは
味方になってくれるような気がしたから。

七海「捨てちゃいなよ。」

絆「何故だ?」

七海「だって、こんな紙切れ1枚で
絆と降谷くんの間に入り込もうなんて
おこがましいにも程があるよ。」

七海が私のために言ってくれている事は
分かっている。でも、出来る事なら
知りたくはなかった。
七海の醜い部分など。

絆「決めるのは私じゃないだろ。」

七海「決めるのは絆だよ。
だって、今の彼女は絆なんだよ?」
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