仮想現実の世界から理想の女が現れた時
徐々に深まるキス。

暁里が愛しくて、自分が抑えられない。

俺はそのまま暁里の背と後頭部を支えてベッドに横たえる。

キスはさらに深くなっていく。

俺は初めての暁里の負担にならないように、優しく優しく暁里に触れ、何度も暁里の名を呼ぶ。

暁里の甘やかな声が俺の中の暁里への想いを増幅させる。

俺は暁里と重ねた肌が溶け合うようにひとつになる。

暁里、愛してる。

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