仮想現実の世界から理想の女が現れた時
暁里をルームサービスの並んだテーブルへといざなう。
「レストランで…とも思ったんだけど、今日は
部屋でのんびりの方がいいかな…と思って。」
「うん。
ありがとう。」
暁里はお礼を言って腰掛ける。
俺たちは、ゆったりと朝食をとり、ホテルを後にした。
俺は、暁里を部屋まで送り届ける。
「今日はゆっくり休んで。
また明日。」
「はい。ありがとうございました。」
暁里は微笑んで頭を下げた。
ありがとうなんて、お礼を言うのは俺の方なのに。
俺を好きになってくれてありがとう。
俺を受け入れてくれてありがとう。
俺と出会ってくれてありがとう。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
7月29日(日)
ようやく好きな人に想いが通じました。
2年間、絶対に叶わないと思っていた片思いでした。
2人の想いを大切に、さらにいい関係を築いていきたいです。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
本当は暁里の寝顔の写真を添えたかったけれど、そんなことできるはずもなく、俺は無難に夢の国で見た花火の写真を添えた。
この時期の週末、花火は至る所で上がっているから、ちょこさんにもこれが一緒に見た夢の国の花火だとは分からないだろう。
「レストランで…とも思ったんだけど、今日は
部屋でのんびりの方がいいかな…と思って。」
「うん。
ありがとう。」
暁里はお礼を言って腰掛ける。
俺たちは、ゆったりと朝食をとり、ホテルを後にした。
俺は、暁里を部屋まで送り届ける。
「今日はゆっくり休んで。
また明日。」
「はい。ありがとうございました。」
暁里は微笑んで頭を下げた。
ありがとうなんて、お礼を言うのは俺の方なのに。
俺を好きになってくれてありがとう。
俺を受け入れてくれてありがとう。
俺と出会ってくれてありがとう。
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7月29日(日)
ようやく好きな人に想いが通じました。
2年間、絶対に叶わないと思っていた片思いでした。
2人の想いを大切に、さらにいい関係を築いていきたいです。
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本当は暁里の寝顔の写真を添えたかったけれど、そんなことできるはずもなく、俺は無難に夢の国で見た花火の写真を添えた。
この時期の週末、花火は至る所で上がっているから、ちょこさんにもこれが一緒に見た夢の国の花火だとは分からないだろう。