約束のエンゲージリング
最初に声を掛けていた来た男性が私を庇うように同僚だと思わしき男性陣を一喝。
すると男性達はすぐ様その場を離れていった。
「、、怖がらせてごめんね?女性社員が少ない会社だから少し飢えてて。俺らは今日、社員旅行できてるんだ。君は?」
「私は普通に旅行に来ました。」
「そうなんだ。まさかとは思うけど1人できた訳じゃないよね、、?」
心配そうにたずねてきた男性の問いかけに答えようとするとぐいっと強めに手を引かれる。
次の瞬間には男性の姿はなく、目の前にはよく知った大きな背中。
「あ、マサさん、、。」
『、、私の妻になにか?』
表情は見えないが、その声は酷く怒っているように聞こえて慌てて腕を掴んだ。
「マサさんっ、、その人は私の不注意でぶつかっちゃったの!その後はただ世間話してただけだからっ、、!」
「あぁ、良かった。お連れがいたんだね。心配していたんですよ。こんなに可愛いくて魅力的な女性が1人でウロついていましたから。今日は社員旅行の団体で来てますからちゃんと見ててあげないと攫われてしまいますよ?」
彼の威圧的な声にも臆する事なく笑顔で彼に声を掛ける男性。