約束のエンゲージリング
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早朝から始めた甲斐あって由羅ちゃんが保育園から帰ってくる時間には終わり、彼も途中ホテルの配達に抜けていたが外が薄暗くなる事には全員が新しい部屋へと揃った。
「、、じゃあ引っ越しも片付けも終わった事だ。俺らは帰るか。」
「そうだね。由羅も明日は保育園行事もあるし、その準備もしなきゃだしね。」
「え!?もう帰っちゃうの!?!?せめて引っ越しを手伝ってくれたお礼に夜ご飯をご馳走させて!!食べに行く時間がないなら出前でも取ろう!?ね!?!?」
早々に帰ろうとする兄家族を必至に呼び止めるが帰る準備をする2人は手を止めない。
すると慌てふためく私を見て、沙羅姉が優しく微笑む。
「お昼も千佳にご馳走になったから御礼はそれで十分!!でも、、それだけじゃお礼したりないっていうなら前より少し距離が離れちゃったけど、うちにご飯食べに来てよ。それが1番嬉しいよ。千佳が来てくれると更に賑やかになるもん。」
「そんなのお礼になんないよ!」
「私達は家族だから改まってお礼とか要らないって事だよ。そんな事よりマサくんと食事でもしておいでよ。」