Legal office(法律事務所)に恋の罠 *番外編~ジェラシーは内密に~
「戸松さん?」
「ええ、彼女はハウスキーピング時代からのセクハラ顧客、いえ、もうストーカーですね・・・に今でも悩まされていまして。警視庁の女性安全対策班の直美に相談してようやく接近禁止令を出してもらったところなんです」
だから、
と和奏は続けた。
「三浦さんからの呼び出しは、ほとんどが彼女絡みですよ」
聞いてみればなんてことはない事実だった。
だが、ここ二日の和奏と三浦の態度には説明がつかない。
「それはわかった。だが、昨日と一昨日の二人の態度は何だ?やけに親密だったよな?」
覗き込む奏と目を逸らす和奏。
「どうしても、言わなきゃ、ダメですか?」
「ああ」
「恥ずかしくて・・・」
「ダメ、絶対に話して」
耳を赤くした和奏は何を隠しているのだろう?
和奏は観念したように、白状した。
「ええ、彼女はハウスキーピング時代からのセクハラ顧客、いえ、もうストーカーですね・・・に今でも悩まされていまして。警視庁の女性安全対策班の直美に相談してようやく接近禁止令を出してもらったところなんです」
だから、
と和奏は続けた。
「三浦さんからの呼び出しは、ほとんどが彼女絡みですよ」
聞いてみればなんてことはない事実だった。
だが、ここ二日の和奏と三浦の態度には説明がつかない。
「それはわかった。だが、昨日と一昨日の二人の態度は何だ?やけに親密だったよな?」
覗き込む奏と目を逸らす和奏。
「どうしても、言わなきゃ、ダメですか?」
「ああ」
「恥ずかしくて・・・」
「ダメ、絶対に話して」
耳を赤くした和奏は何を隠しているのだろう?
和奏は観念したように、白状した。