29歳夫の恋,(キケンな夫のロマンス的な嫉妬‼)
それからは、2人の子供の話とか、
旦那の悪口とか聞きながら楽しく
食事をすすめた。


カタンと音がして振り向くと
彼女と甲斐田さんは腕を組出て
いった。


それから映画を見て、お茶を飲んで
彼女達は夕食の買い物をしに
デパ地下へと向かい
未華子とは個々でわかれた。



ふと向かう先は、前の職場
この先を曲がればオフィスのあるビル
ふと見慣れた姿を発見‼



蒼生がビルから駆け足で出てきた。


「仕事だったんだ‼」
するとシルバーのクラウ〇が入って来た。
その車に蒼生は乗り込み出ていった。

あのクラウ〇は彼女の車


「ヤッパリ、付き合っていたんだ。」


な、何、がっかりしてんの‼
お、終わった事だし、
ナイナイ。

暫く買い物したり、本屋さん寄っ
たりして帰りは8時過ぎていた。

前夫の部屋鍵を返すのを忘れていた
事に今更きずいた。

バスの停留所に止まり、今日
返しとこう、早いうちがいい。
思い立ちバスを降りた。

彼が日本にいるうちに、返さないと。

エントランスから番号を押して、
エレベーターに乗り込む。

15階の景色はひさしぶり、
この何ヶ月で生活自体全部変わって
しまった一抹の寂しさを感じる。


部屋の灯りはついているから
彼がいる事は分かる。

呼び鈴を押すと、
「はーい。」と可愛いい、声がした。
ドアが開くと、
バスローブの彼女がいた。


「あ..‼」

「あ...あ‼」

「え...あ、あのこの部屋は?」

「え...え...あの、蒼生の?」

「ええ‼
蒼生のへやで....すケド?」

「し、失礼し、しました。」

マンションをアタアタと、
慌ててでる。

「だれ!あの子誰?」
頭はパニックになっていた。
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