俺だけのもの~一途な御曹司のほとばしる独占愛
「百音、好きだよ」
下着をずらし、現れた双丘を壊れもののように優しく揉みあげられ、恥ずかしさと嬉しさで体が熱くなる。刺激で固くなりはじめた頂を口へ含まれ、舌先で転がされるとどうしようもない刺激に腰がビクンと揺れた。
「気持ちいい? もっと、気持ちよくするから」
涼真の声にも反応してしまうのか、また腰が揺れてしまった。
酔っぱらってはじめて涼真とホテルへ行ったとき、一夜限りの相手でも構わないと思っていた。だけど、いまは違う。
やっぱり、一夜限りじゃ嫌だ。何度だって、この人に愛されたい。
「りょう……ま……っ」
「うん、なに? 百音。もっと?」
私の呼びかけに嬉しそうに応え、胸を揉んでいた手をゆっくりと下へと滑らせていく。脇腹を撫で、足の付け根をなぞったかと思ったら、下着越しの中心に指で触れられた。
「あっ……!」
痺れる快感に甲高い声が洩れ、体が大きく揺れた。
「ん、反応良すぎ。これ以上、俺のこと煽ってどうすんの」
「あ、煽ってなんか……。私より、涼真のほうが……っ、あっ……!」
私なんか敵わないほど、涼真のほうが色っぽい。ふたりきりのときだけ甘くなる声も、熱い吐息も、私を見つめる瞳も、すべてがいつもと違って、特別な色気を孕んでいる。
「なに言ってんの。もう、限界だからね」
足元に昂ぶりを押しつけられ、涼真の言葉をはじめて実感する。私が感じているみたいに、涼真が感じてくれているなら、これほど嬉しいことはない。
「もう、私も……」
涼真を感じたいことを伝えると、涼真が服を脱ぎ払った。引き締まった体に目が釘点けになり、同時に全身がさらに熱をあげていく。
「百音、絶対大事にするから」
プロポーズじゃないかと思うほど、熱く宣言され、私の潤った場所にゆっくりと腰を沈めていく。
「っ、ぁ、……!」
涼真を感じて背が弾み、喉を反らす。涼真をしっかりと感じると、全身は熱く悦びに浸った。
「あー……っ、もう、幸せすぎて、どうにかなりそう」
激しい息遣いとともにそう言うと、体をより密着させて絶頂へとのぼりつめた。