私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「昼メシ、チーの好きなスープカレーの店に連れていってやるからいいだろ!」

「またそんなんで釣られると……」

そういえば、さっきから妙に静かな気がする。
そーっと周りを見渡したら、ニヤニヤ笑っている丸島(まるしま)係長と目があった。

「おっ、八木原。
京屋部長との夫婦喧嘩はもう終わりか」

なんで皆さん、そんなに愉しそうなんですか!

「夫婦喧嘩じゃないです!」

思いっきり噛みついたものの、丸島係長はやっぱり笑いながら、どうどうと私を制してきた。

「まあ、仲がいいのはいいが、夫婦喧嘩は家でやってくれ?」

うんうん、と同時に皆、頷く。
おかげで顔から火を噴いた。

「京屋部長も頼みますよ」

「お、おうっ」
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