私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「んー?
チーは知らなくていいこと。
いつものことだし」

ゆっくりと彼が私の身体を離す。
見上げて目のあった、レンズの奥の目は、赤くなっていた。

「風呂、入ってくるわー。
先方の女社長さん、香水がきついの。
おかげで服にまでついて気持ち悪い」

なんでもないように佑司が笑うから、それ以上は追求できなかった。

「おやすみ、チー」

「おやすみなさい」

いつものように私が頬へ口付けし、佑司は私を抱き締めて布団へ潜っていく。

「佑司」

「なに?」

「今日はよく、頑張りました」

いい子いい子とあたまを撫でてあげる。
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