私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「これはもう、チーが俺を好きなんだと、うぬぼれていいよな」

「……はい?」

ニヤリ、佑司が笑い白い歯が零れる。
なんでこの人は、こんなにポジティブシンキングなんだろう。

「えっ、いや、その」

「だいたいチーから、浮気なんかするはずがない、信じられないのかって言われたもんな。
そうだよ、チーが浮気とかするはずない。
ただの友達と食事に行っただけだろ」

「あっ、はい、……そうですけど」

「心配して損した」

さっきまでの不機嫌が嘘のように、佑司はご機嫌になっている。

なんで?
どうして?
普通、私なんて嫌いになるよね。

「それでチーは、なんで出ていくんだ?」

「え……。
きっとまた、佑司を傷つけるから」
< 205 / 312 >

この作品をシェア

pagetop