私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「……来週末。
思いっきりいい雰囲気になるように努力するので、期待していてください」

「ほんとに!?」

がばっと勢いよく起き上がった佑司が私の両手を握りしめ、キラキラした目で見つめてくる。

「はい」

「じゃあ頑張るー」

なんだか匂いをつけるみたいに身体を擦りつけられた。
いや、もしかしたら本当に、マーキングしているのかもしれない。



金曜日。
午後から出発する佑司と、ランチした。

「今日は帰り、タクシー使えよ?
晩メシはケータリング取れ。
あとは……」

朝、出勤するときにも言ったことを佑司は繰り返し、苦笑いしかできない。
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