私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
ほんと、大変だったと思う。
ニャーソンさんからだけじゃなく、佑司のダメ出しが半端なかったもん。
しかも最後は竹村課長のせいであれだもんね。

「みんな本当にお疲れだった。
あとは明日、無事に店頭に並ぶことと明後日の売り上げ報告を楽しみにしよう」

今日は解散になり、みんな退社していく。
私も佑司ももちろん、帰る。

「楽しみですね」

「そうだな」

佑司の表情はどことなくぎこちない。
もしかしたら一番、緊張しているのかもしれない。

次の日のお昼過ぎ、佑司に許可を取ってこわごわ近所のニャーソンに行ってみる。

「あった……」

チルドスイーツの目立つところに、それは並べてあった。
駿が土壇場で変更した、ブルーの敷き紙がさらに爽やかさを演出し、よく映えている。
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