私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
本当に幸せな朝だったんだけど……。


夜は、ニャーソンさんと合同打ち上げだった。

「このたびはありがとうございました」

「こちらこそ、ありがとうございます」

ニャーソンの有薗課長と佑司がにこやかに挨拶している。

「それもこれも、京屋部長のおかげです」

「いえ、私はなにも」

しれっと謙遜してみせているものの、尻尾がぶんぶん振られていますよー。
でもこの成功で、ニャーソンさんから早くも次の商品の依頼がきている。
これでさらに、佑司は会社にわがままを通させることだろう。

「チー」

お手洗いを出たところでなぜか、駿が待っていた。

「あのさ。
……ちょっとふたりで話、できない?」
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