私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「ありがと。
でもあとは俺がやっとくから、チーはシャワー浴びてこい?」

さりげなく私と身体を入れ替え、ベーコンを焼いていたフライパンを掴む。

「ほら、早く。
時間がもったいないだろ?」

「ああ、はい……」

いいのか気になりつつも、浴室に向かう。
佑司は鼻歌歌いながら、楽しそうに料理をしていた。

シャンプーやなんかを借りてあたまを洗い、身体を洗う。
ただシャンプーが〝男の皮脂を落とし、毛根を健やかに育てる〟なんてキャッチの奴で、大丈夫か心配になったけど。

顔はやっぱり洗いっぱなしでがさがさだが仕方ない。
キッチンにはすでに、朝食の支度が終わっていた。

「いただきます」

向かい合って朝食を食べる。

オムレツ、付け合わせの野菜、スープにパン。
さらにジャムが三種類も並ぶ。
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