きみのひだまりになりたい
あとがき



こんにちは、マポンです。

「きみのひだまりになりたい」を最後まで読んでくださってありがとうございます。いかがでしたでしょうか。



これは、わたしの後悔の話です。けれども、後悔を物語として晴らすために書いたのではなく、まひると朱里に託すために書きました。


わたしには言えなかったこと。真っ直ぐになれなかったこと。逃げ続けてしまったこと。苦しみも生きづらさもすべて、忘れられないし、ずっと後悔したままなんだろうと思います。

だからこそ、書かなければいけないと思いました。ひとりよがりでもわがままでも、まひると朱里の思いとして、大切にしたかったんです。



【こい(恋、故意、来い)と言わずとも、あい(愛、I、会い)に行く】

をテーマに、ちいさくともたくさんのひだまりを描いてきました。展開やセリフはもちろん、名前や章タイトルにもこだわりを詰めこみ、思い入れがとても強くなりました。


逃げてもいいんだと、それでもきっとどこかにやさしさはあるのだと、少しでも伝わっていますように。



また、余談ですが、「純愛関係図」の結月、茜、遥陽とこのお話で再び出会う機会をつくることができて幸せでした。



最後になりますが、改めて。
本当に本当に、最後まで読んでくださってありがとうございました。このお話を通して、やさしさに触れていただけたら、とてもうれしく思います。


このお話と出会ってくださったすべての方々に、幸があらんことを。



2021/03/20
マポン

< 158 / 158 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:4

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

Q. ―純真な刃―
マポン/著

総文字数/205,762

恋愛(キケン・ダーク)107ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「お前に、俺の名をやろう。 今日からお前が――“侍”だ」 ♔ □ ▼ ○ 最強暴走族のたまり場は “女王”の城だった 「ようこそ、“神雷”へ」 空っぽな俺も今日から 気高く美しい“女王”の下僕 ○ ▲ □ ♔ 大切なものを見つけたとき 何か失うとも知らずに 俺はただすべてを受け入れた 2023/12/28 表紙公開 2024/03/01 本編公開 2025/11/26 執筆終了 その刃でこの心臓を貫いて
マリアの心臓
マポン/著

総文字数/100,854

恋愛(キケン・ダーク)155ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「ねえねえ」 「ツインテールの、あの子さ」 「――先週までとは、別人みたいだね」 2022/04/01 執筆開始 2022/06/09 執筆終了 2022/06/10 修正開始 2022/10/17 更新開始 2022/12/28 修正終了
君待ち人
マポン/著

総文字数/114,071

恋愛(純愛)278ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
今日も私は 公園にある桜の木の下で 君と交わした約束と共に 君を待ち続ける *:+゜・。*:+゜・。*:+゜・。*:+゜ 二つの切ない約束は いつしか関係を複雑にして 両思いの赤い糸は 彼との出会いがきっかけで 静かに儚く消えていく *:+゜・。*:+゜・。*:+゜・。*:+゜ 2015/03/12 執筆開始 2015/03/19 執筆終了 2018/07/28 修正開始 2018/08/10 修正終了

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop