そんなあなたが大好きでした。
「律くん、私さっき言ったとおり
フラれちゃったけど蒼ちゃんが好き。


だから律くんの気持ちには答えられないけど
これからも友達でいてほしい…です」



こんなに短期間にフラれれる側とフる側両方を体験するなんて思ってなかった。




「うん、言ってくれてありがとう。

って言っても俺も伊達に長年片想いしてないからね。しばらく諦められないかも
しれないけど、
それでもなほがまた一緒にいてくれるなら、俺はそれだけで幸せだから」




いつもそんなこと言わない律くんの意外すぎる言葉に私は硬直した。


「ははは、なほ顔赤い(笑)
でもこれが見れただけいいか。
そろそろ真っ暗だし帰ろう。」



ベンチに置いていた私のカバンを持ってくれた律くんは先に歩きはじめてしまった。

「えっ、律くん待ってよー!」


と私は律くんの隣まで走っていった。


~エピローグ~




私は長かった初恋に区切りをつけた。

それは上手くいかなかったけれど。

この先、しばらくこの気持ちを消せずに苦しいこともあるかもしれない。

それでも私は大好きな2人のためなら己の恋情くらいなかったことにしてみせるよ。


願わくば心から彼らのことを祝福できる日が来ますように。




ありがとう、私の大好きな人。


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