最後の恋
え、何?今誰か私の名前呼んだよな。
あ!大高さんや!良かった〜。あとは智樹と紗奈ちゃん待つだけや。うっわめっちゃ服装張り切ってるやん。確かに登山とか好きそうやもんな。なんやっけどっかの島に住んでたんよな。

「大高さんお久しぶりです〜^^元気でしたか〜?」
「あぁ久しぶり奈々ちゃん。元気だよ。智樹達、もうすぐ着くって 5分前位にライン来た。あ、待って今着いたって!とりあえず新幹線のロッカーに荷物預けるらしいよ」

「分かりました〜」
うわぁ緊張するどうしよもうすぐ着く会えるやんやばい心臓のキャパ持たへん。
えてか電車もう来るで、間に合うんかなぁ、あの二人なかなかほのぼのしてるからなぁ。

・・・ピンポーンパーンポーン・・・
間もなく三番乗り場に電車が参ります。危ないですので黄色い線まで下がってください。

え、電車来るやん。大丈夫なん?

「奈々ちゃーん!大高さーん!!」

うわぁぁ来たでどうしよえ待ってめっちゃかっこよくなってるどうしよほんま無理。
とりあえず挨拶だけしよ。
「ぉぉ!!紗奈ちゃん!智樹!久しぶり」
よし何とか乗り切った。
あ!電車きた!ナイスタイミング!
「ごめんねぇ遅くなっちゃって。とりあえず電車乗ろ」
「・・・あ、うん。」
あぁてかなになんで電車満員なん距離が近い!やばい!
「久しぶり!!」
うわぁぁああ挨拶されたどうしよ頭真っ白てか何めっちゃ笑顔じゃんかっこいいじゃんほらちゃんと私も挨拶しないと。
「・・・久しぶり」
よし言った!言ったのは良い!でもなんで今私顔逸らした!私のアホゴリラ!しっかりしてよほんま。
「ねぇなんで顔下げたの?」
うわぁぁ顔面覗き込むなぁああ。顔赤くなってたらどうしよ。
「ち、ちゃうし、これは、あの、そのだからさ、ほら、あるやん?、な?」
「あ、わかった久しぶりだから成長して緊張してんだ」
うっわバレた。いやまぁそれだけじゃないんだけど。
「・・・そんなんちゃうし!まぁ、女子校やから男子になれてないってのはあるけど、、、。」
うわぁぁもう何私可愛くない。もっと可愛い言い方があったやろ。
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