先生と準備室
「ダメなわけ無い!私には…凌久しか
いないんだから…!」

「佳奈…ごめんな。今まで…
これから幸せにします!絶対!」

「お願いします」

私がそう言った後、凌久に強く抱きしめ

られた。

「佳奈…!佳奈だぁ!俺の目の前に
佳奈がいる…!」

「フフッ…当たり前だよ!」

「んふふ。俺…幸せ者だなぁ…」

凌久が子供みたいに笑って私を抱きしめる。

「凌久」

「なぁに?佳…んっ…」

私から凌久に初めてキスをした。

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