インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
そして尚史以外のどの男性とでも、八坂さんに触られたときのような拒絶反応が出るのでは……?
だとしたら仮想カップル作戦は大失敗だ!!
ミルクティーのペットボトルを握りしめて、うなだれながら大きなため息をつくと、尚史は怪訝な顔をして首をかしげた。
「さっきからどうした?」
「……なんでもない。また結婚が遠のいたなって思っただけ」
「ふーん?でも今回のことで懲りただろ?結婚はいつかそのうち、好きな男とすれば良くね?」
「好きな男とって、簡単に言うけどねぇ……」
誰のせいで結婚が遠のいたと思っとるんじゃ!
それもこれも全部尚史の……いや、違うな。
これは尚史以外の男性への苦手意識を克服できなかった私自身の問題だ。
尚史は良かれと思って協力してくれたんだから、尚史を責めるのは筋違いだと思う。
「もういいや……。結婚はあきらめる」
「あきらめんの?」
「だってどう考えたって無理でしょ。私、八坂さんにちょっと触られただけでめちゃくちゃ気持ち悪かったし、ホントにイヤで、すっごい怖かったもん。他の人でもたぶん同じだと思う」
私がゲンナリしてそう言うと、尚史はおかしそうに声をあげて笑った。
だとしたら仮想カップル作戦は大失敗だ!!
ミルクティーのペットボトルを握りしめて、うなだれながら大きなため息をつくと、尚史は怪訝な顔をして首をかしげた。
「さっきからどうした?」
「……なんでもない。また結婚が遠のいたなって思っただけ」
「ふーん?でも今回のことで懲りただろ?結婚はいつかそのうち、好きな男とすれば良くね?」
「好きな男とって、簡単に言うけどねぇ……」
誰のせいで結婚が遠のいたと思っとるんじゃ!
それもこれも全部尚史の……いや、違うな。
これは尚史以外の男性への苦手意識を克服できなかった私自身の問題だ。
尚史は良かれと思って協力してくれたんだから、尚史を責めるのは筋違いだと思う。
「もういいや……。結婚はあきらめる」
「あきらめんの?」
「だってどう考えたって無理でしょ。私、八坂さんにちょっと触られただけでめちゃくちゃ気持ち悪かったし、ホントにイヤで、すっごい怖かったもん。他の人でもたぶん同じだと思う」
私がゲンナリしてそう言うと、尚史はおかしそうに声をあげて笑った。