インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
母もやっぱり尚史と同じことを言うんだな。
親として私のことを心配してくれているんだと思って少し感動していると、母は私の顔を見ながらニヤニヤ笑った。
「彼氏もいないし家事もろくにできないのに、いきなり結婚しようなんて最初からモモには無理な話だったのよ。結婚はせめてまともに恋愛してから考えなさい」
「なにそれひどい……!」
これが実の母親が娘に向かって言う言葉か?
いや、母親だから遠慮の欠片もなく言えるのか?!
いくら私が意気込んでも、結婚なんかできっこないと母は先を見越していたと言うわけだ。
実際私には浮いた話なんかひとつもなかったし、家事もできないんだからそう言われても仕方がないのだけど、あまりにも本当のこと過ぎて悔しい。
やっぱり今からでももう一度、私と結婚してくれる良き人を探すべきか?
「くっ……。今に見ていろ、鬼母め……」
「なんとでもおっしゃい、バカ娘」
「じゃあもしも、私とすぐにでも結婚したいって人が1か月以内に現れたらどうする?」
「そうねー、もしそんな奇特な人がいたら挙式と新居にかかる費用は全額出してあげるわ」
親として私のことを心配してくれているんだと思って少し感動していると、母は私の顔を見ながらニヤニヤ笑った。
「彼氏もいないし家事もろくにできないのに、いきなり結婚しようなんて最初からモモには無理な話だったのよ。結婚はせめてまともに恋愛してから考えなさい」
「なにそれひどい……!」
これが実の母親が娘に向かって言う言葉か?
いや、母親だから遠慮の欠片もなく言えるのか?!
いくら私が意気込んでも、結婚なんかできっこないと母は先を見越していたと言うわけだ。
実際私には浮いた話なんかひとつもなかったし、家事もできないんだからそう言われても仕方がないのだけど、あまりにも本当のこと過ぎて悔しい。
やっぱり今からでももう一度、私と結婚してくれる良き人を探すべきか?
「くっ……。今に見ていろ、鬼母め……」
「なんとでもおっしゃい、バカ娘」
「じゃあもしも、私とすぐにでも結婚したいって人が1か月以内に現れたらどうする?」
「そうねー、もしそんな奇特な人がいたら挙式と新居にかかる費用は全額出してあげるわ」