インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
尚史がビールを取りに行っている間、私はパソコンの画面を凝視していた。
『新婚さん向け』
『ファミリーに最適!』
そんな言葉を目にして、さらに頭に血が昇る。
一緒に暮らし始めたら毎日尚史と二人きりになるわけで、そうなると私はきっと尚史に食われるわけで……。
一度事に及んでしまえば、ずっと我慢していた尚史のタガが外れて、リビドーが猛って毎日のように求められたりするんじゃ……。
一人で悶々としていると、尚史がビールを4本とおつまみを持って戻ってきて我に返る。
「ほら、つまみあった。モモ、これ好きだろ?明太子スナック」
「あ……うん、それ好き……」
明太子スナックを口に入れながら尚史の方をチラッと見ると、尚史は他の不動産屋のサイトにアクセスして優良物件を探していた。
尚史は至っていつも通りなのに、どうして私はこんなによこしまなことばかり考えているんだ……。
今の私の脳内を覗かれたら恥ずかし過ぎて即死ねる……。
新しい缶ビールのタブを開けてまたグビグビ煽ると、尚史はポカンとした顔で私を見た。
「そんなに喉渇いてたのか?」
「いや……ちょっと……しばらく禁酒してたから、久々に飲みたい気分というか……」
「飲むのはいいけど、明日もいろいろやることあるんだからほどほどにしとけよ」
『新婚さん向け』
『ファミリーに最適!』
そんな言葉を目にして、さらに頭に血が昇る。
一緒に暮らし始めたら毎日尚史と二人きりになるわけで、そうなると私はきっと尚史に食われるわけで……。
一度事に及んでしまえば、ずっと我慢していた尚史のタガが外れて、リビドーが猛って毎日のように求められたりするんじゃ……。
一人で悶々としていると、尚史がビールを4本とおつまみを持って戻ってきて我に返る。
「ほら、つまみあった。モモ、これ好きだろ?明太子スナック」
「あ……うん、それ好き……」
明太子スナックを口に入れながら尚史の方をチラッと見ると、尚史は他の不動産屋のサイトにアクセスして優良物件を探していた。
尚史は至っていつも通りなのに、どうして私はこんなによこしまなことばかり考えているんだ……。
今の私の脳内を覗かれたら恥ずかし過ぎて即死ねる……。
新しい缶ビールのタブを開けてまたグビグビ煽ると、尚史はポカンとした顔で私を見た。
「そんなに喉渇いてたのか?」
「いや……ちょっと……しばらく禁酒してたから、久々に飲みたい気分というか……」
「飲むのはいいけど、明日もいろいろやることあるんだからほどほどにしとけよ」