インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
尚史は昔から私がいないところでも、そんなに私のことを考えてくれていたんだ。
別々の学校で過ごした高校時代の尚史を知ることができて私は嬉しいけれど、尚史は本当に恥ずかしそうだ。
「だから!そういうのやめろって言ってんの!」
キヨと谷口兄は、しっかり墓穴を掘ってしまいうなだれる尚史を見て大笑いしている。
「尚史はモモっちのこととなると、ホントにバカで可愛いよな」
「ホント全然変わってないな、そういうとこ」
「うるさいな!もうおまえらなんか結婚式には呼ばん!」
尚史はそう言ってビールをグビグビ飲み干した。
まるですねた子どもみたいだ。
「えーっ、呼んでくれよ!楽しみにしてたんだから」
「ごめんって!もう余計なことは言わないから機嫌直してくれよ、な?」
「イヤだ、おまえらにモモの花嫁姿見せるのはもったいない」
私の花嫁姿を絶賛するのは、どう考えたって尚史くらいだ。
もったいないと言われるほどの代物でもないのに、そんなにハードルを上げないで欲しい。
「花嫁衣装はやっぱりドレスですか?」
相当結婚願望が強いのか、それとも華やかな結婚式に憧れを抱いているのか、谷口さんは夢見る少女のように目をキラキラさせながら私に尋ねた。
別々の学校で過ごした高校時代の尚史を知ることができて私は嬉しいけれど、尚史は本当に恥ずかしそうだ。
「だから!そういうのやめろって言ってんの!」
キヨと谷口兄は、しっかり墓穴を掘ってしまいうなだれる尚史を見て大笑いしている。
「尚史はモモっちのこととなると、ホントにバカで可愛いよな」
「ホント全然変わってないな、そういうとこ」
「うるさいな!もうおまえらなんか結婚式には呼ばん!」
尚史はそう言ってビールをグビグビ飲み干した。
まるですねた子どもみたいだ。
「えーっ、呼んでくれよ!楽しみにしてたんだから」
「ごめんって!もう余計なことは言わないから機嫌直してくれよ、な?」
「イヤだ、おまえらにモモの花嫁姿見せるのはもったいない」
私の花嫁姿を絶賛するのは、どう考えたって尚史くらいだ。
もったいないと言われるほどの代物でもないのに、そんなにハードルを上げないで欲しい。
「花嫁衣装はやっぱりドレスですか?」
相当結婚願望が強いのか、それとも華やかな結婚式に憧れを抱いているのか、谷口さんは夢見る少女のように目をキラキラさせながら私に尋ねた。