インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「会社では言ってませんからね。私がここに通うようになったときにモモ先輩は来ていなかったし、言い忘れてたみたいです。でも私もモモ先輩と同じ一社員ですからね、これからも今まで通りでお願いします」
リナっちはあっけらかんとそう言って笑っている。
ますます人は見掛けによらないものだ。
「そうかぁ……。でも社長令嬢ともなると、付き合ったり結婚する相手にも父上は厳しいんじゃないの?大きな企業の御曹司と政略結婚とか……」
「今時政略結婚って、漫画じゃあるまいし……。モモ先輩、ベタな漫画の読み過ぎじゃないですか?うちはその辺は自由ですよ。心から好きだと思う人と一緒になりなさいって、父も母も昔から言ってますからね。だけど『この人こそは!』と思う人には、なかなか出会えなくて。そんなわけで、私のお婿さんになってもいいと言ってくれる素敵なダーリンを、絶賛募集中です!」
なるほど、それならば社長令嬢のリナっちが合コンを企画したことにもうなずける。
だがしかし、気軽な合コンなどでそんな素敵なダーリンに出会えるだろうか?
リナっちがイケメンで好みのタイプだから尚史と付き合いたいと言っていたことを考えると、なんとなく不安になる。
リナっちはあっけらかんとそう言って笑っている。
ますます人は見掛けによらないものだ。
「そうかぁ……。でも社長令嬢ともなると、付き合ったり結婚する相手にも父上は厳しいんじゃないの?大きな企業の御曹司と政略結婚とか……」
「今時政略結婚って、漫画じゃあるまいし……。モモ先輩、ベタな漫画の読み過ぎじゃないですか?うちはその辺は自由ですよ。心から好きだと思う人と一緒になりなさいって、父も母も昔から言ってますからね。だけど『この人こそは!』と思う人には、なかなか出会えなくて。そんなわけで、私のお婿さんになってもいいと言ってくれる素敵なダーリンを、絶賛募集中です!」
なるほど、それならば社長令嬢のリナっちが合コンを企画したことにもうなずける。
だがしかし、気軽な合コンなどでそんな素敵なダーリンに出会えるだろうか?
リナっちがイケメンで好みのタイプだから尚史と付き合いたいと言っていたことを考えると、なんとなく不安になる。