インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「モモ先輩がこっちの席に移ってから、あの人ずっと中森さんの隣にいるんですよね。中森さんとモモ先輩の結婚祝いなのに、花嫁のモモ先輩を差し置いて新郎の中森さんの隣を陣取るってどう思います?いくら仲が良くても、そこは普通、異性の友達なら少しは花嫁さんに遠慮しませんか?モモ先輩には自己紹介しただけで『おめでとうございます』の一言もなかったし、なんか感じ悪い」
リナっちは吐き出すようにそう言って、ビールをグビグビ飲み干した。
水野さんの態度に、相当頭に来ているようだ。
「私は尚史たちとは高校も別だったし、水野さんとは初対面だから、あの4人の話には入れないんだよね。それでなんか居心地悪かったから、みんなの席に来たんだけど……」
「モモ先輩たちの結婚祝いなんだから、花嫁のモモ先輩が遠慮することなんてひとつもありません!モモ先輩、席に戻りましょう。私も一緒にいますから」
このパーティーを企画してくれたのはリナっちだから、思っていたような楽しいお祝いの席になっていないことが許せないのだろう。
私のためにリナっちがここまで言ってくれるとは思わなかったから、その気持ちが素直に嬉しいと思った。
リナっちは吐き出すようにそう言って、ビールをグビグビ飲み干した。
水野さんの態度に、相当頭に来ているようだ。
「私は尚史たちとは高校も別だったし、水野さんとは初対面だから、あの4人の話には入れないんだよね。それでなんか居心地悪かったから、みんなの席に来たんだけど……」
「モモ先輩たちの結婚祝いなんだから、花嫁のモモ先輩が遠慮することなんてひとつもありません!モモ先輩、席に戻りましょう。私も一緒にいますから」
このパーティーを企画してくれたのはリナっちだから、思っていたような楽しいお祝いの席になっていないことが許せないのだろう。
私のためにリナっちがここまで言ってくれるとは思わなかったから、その気持ちが素直に嬉しいと思った。