インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
水野さんに脅され困り果てた尚史は、キヨに相談して助言を求めた。
高3の秋に私が尚史たちの学校の文化祭に行って、尚史とキヨのクラスがやっていた執事カフェに顔をだしたとき、キヨは水野さんの好きな人は尚史だと確信したそうだ。
「キヨも水野とは仲良くしてたけど、水野が話す好きな人の話がどうにも嘘臭いとずっと思ってたらしくて、もしかして好きな人ってホントは俺のことなんじゃないかってだんだん思うようになって、高3の文化祭で確信したんだって言ってた。水野が鬼のような形相でモモをにらみつけてたんだって」
水野さんは高校に入学したときからずっとショートヘアだったけれど、高3の文化祭のあとから髪を伸ばし始めて、大学に入学して少し経った頃には私と同じ肩の少し下辺りの長さをキープするようになっていたそうだ。
卒業後にたまに会うと、どんどん私の見た目に近付いていく水野さんを見て身震いがしたと、キヨは言っていたらしい。
「俺は女子の髪型とか服装には疎いし、ただちょっと似てるかなって思うくらいで全然気にしてなかったんだけど、キヨは水野のこと、ヤバイやつだと思ってたんだって。高校卒業したあともキヨはときどきうちに遊びに来てて、駅とか俺んちのそばで水野を見掛けたらしいんだ。実家とか一人暮らししてたマンションの最寄り駅からも遠いのにおかしいなと思ってたけど、あるとき偶然、学校帰りのモモの後をつけてる水野を見て、今にも背後から襲いかねないような顔してて寒気がしたって言ってた」
高3の秋に私が尚史たちの学校の文化祭に行って、尚史とキヨのクラスがやっていた執事カフェに顔をだしたとき、キヨは水野さんの好きな人は尚史だと確信したそうだ。
「キヨも水野とは仲良くしてたけど、水野が話す好きな人の話がどうにも嘘臭いとずっと思ってたらしくて、もしかして好きな人ってホントは俺のことなんじゃないかってだんだん思うようになって、高3の文化祭で確信したんだって言ってた。水野が鬼のような形相でモモをにらみつけてたんだって」
水野さんは高校に入学したときからずっとショートヘアだったけれど、高3の文化祭のあとから髪を伸ばし始めて、大学に入学して少し経った頃には私と同じ肩の少し下辺りの長さをキープするようになっていたそうだ。
卒業後にたまに会うと、どんどん私の見た目に近付いていく水野さんを見て身震いがしたと、キヨは言っていたらしい。
「俺は女子の髪型とか服装には疎いし、ただちょっと似てるかなって思うくらいで全然気にしてなかったんだけど、キヨは水野のこと、ヤバイやつだと思ってたんだって。高校卒業したあともキヨはときどきうちに遊びに来てて、駅とか俺んちのそばで水野を見掛けたらしいんだ。実家とか一人暮らししてたマンションの最寄り駅からも遠いのにおかしいなと思ってたけど、あるとき偶然、学校帰りのモモの後をつけてる水野を見て、今にも背後から襲いかねないような顔してて寒気がしたって言ってた」