インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「それ、カパッと開くブック型の箱に本のカバー掛けたダミーだったんだ。イヤな予感がして開いてみたら、小型カメラが入ってた」
「えっ……?もしかしてそれ、盗撮ってやつ……?」
「そう。ちょうどベッドの真正面に置いてあって、まだあるんじゃないかって探したら、別の場所からも2つ見つかった。そのときは録画されてなかったからとりあえず元の状態に戻したけど、水野のパソコン調べて……」
「スマホにはしっかりロック掛けてたのに、パソコンはノーガードだったの?」
「最初にパソコンをネットに繋いだりパスワード設定したのも俺だし、調子悪いときとかよく見てやってたから」
「ふーん……」
尚史はそんなつもりはなかったようだけど、部屋に行って御飯を作ってもらったり、パソコンのメンテをしてあげたり、それで体の関係もあったんだから、付き合ってたのと同じなんじゃないか?
ただ水野さんを『彼女』だとは言わなかっただけのような気がする。
そんな風に思えて、なんとなくおもしろくない。
「それで……パソコン見て何があったの?」
「隠しカメラで撮った動画のフォルダー。全部やってる最中の隠し撮り動画だった」
「ええっ……」
「えっ……?もしかしてそれ、盗撮ってやつ……?」
「そう。ちょうどベッドの真正面に置いてあって、まだあるんじゃないかって探したら、別の場所からも2つ見つかった。そのときは録画されてなかったからとりあえず元の状態に戻したけど、水野のパソコン調べて……」
「スマホにはしっかりロック掛けてたのに、パソコンはノーガードだったの?」
「最初にパソコンをネットに繋いだりパスワード設定したのも俺だし、調子悪いときとかよく見てやってたから」
「ふーん……」
尚史はそんなつもりはなかったようだけど、部屋に行って御飯を作ってもらったり、パソコンのメンテをしてあげたり、それで体の関係もあったんだから、付き合ってたのと同じなんじゃないか?
ただ水野さんを『彼女』だとは言わなかっただけのような気がする。
そんな風に思えて、なんとなくおもしろくない。
「それで……パソコン見て何があったの?」
「隠しカメラで撮った動画のフォルダー。全部やってる最中の隠し撮り動画だった」
「ええっ……」