インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「当たり前だ。でも日曜日は一日中イチャイチャする所存。モモを思いきり撫で回して舐め回して、これでもかってくらい愛でる」
「そんなのいちいち宣言しなくていいよ……」
尚史とはもう何度も抱き合っているのに、あまりにもストレートに求められるとやっぱり恥ずかしい。
さっき服の上から少し触られただけでもそのさきを期待して体の奥がうずいてしまったことを思い出し、余計に恥ずかしくなって頬が熱く火照った。
「モモ、その顔可愛すぎてヤバイ。他の男には絶対に見せたくないから、今すぐ顔戻して」
「そんなこと言われても……」
「円周率、言えるとこまで言ってみるとか」
「円周率なんか3.14までしか知らないよ!」
「じゃあお経唱えてみるとか?」
「もっと知らんわ!」
尚史の狙い通り、やいやい言っているうちに頬の火照りもおさまり、小会議室を出てお互いのオフィスに戻った。
オフィスではみんながそろそろ休憩を終えて仕事を再開しようとしていた。
「おかえりなさい、モモさん。ちゃんと差し入れ渡せたみたいですね」
何事もなかったように席に着いた私に、アキちゃんがコーヒーを飲みながら小声で尋ねる。
「そんなのいちいち宣言しなくていいよ……」
尚史とはもう何度も抱き合っているのに、あまりにもストレートに求められるとやっぱり恥ずかしい。
さっき服の上から少し触られただけでもそのさきを期待して体の奥がうずいてしまったことを思い出し、余計に恥ずかしくなって頬が熱く火照った。
「モモ、その顔可愛すぎてヤバイ。他の男には絶対に見せたくないから、今すぐ顔戻して」
「そんなこと言われても……」
「円周率、言えるとこまで言ってみるとか」
「円周率なんか3.14までしか知らないよ!」
「じゃあお経唱えてみるとか?」
「もっと知らんわ!」
尚史の狙い通り、やいやい言っているうちに頬の火照りもおさまり、小会議室を出てお互いのオフィスに戻った。
オフィスではみんながそろそろ休憩を終えて仕事を再開しようとしていた。
「おかえりなさい、モモさん。ちゃんと差し入れ渡せたみたいですね」
何事もなかったように席に着いた私に、アキちゃんがコーヒーを飲みながら小声で尋ねる。