雨上がりの恋
「そうだっけ?その割には、痩せてなくない?むしろ…」

「むしろ、何!?太ったとでも言いたいわけ?」

キッ!と目力を込めて睨む。

もし指摘通り太っていたとしたら、その責任の一端は頼人にもあるのに。

ご飯を食べられない私を心配して、甘いデザートばかり買ってきてくれた頼人。

しかも一人では食べきれない量の。

「お前の好物だろ。これ食って元気出せ。
悲しい時は甘いもの食べても太らねぇから安心しろ。」

そう断言されてつい…そうなのかと信じさせられてしまった。

それに、私のことを心配して頼人が買ってきてくれたものだから、食べきれずに捨ててしまうなんて事は出来なかった。
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