世界No.1の総長と一輪の花






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いろんな声が中から聞こえてきたが、どれもはっきりと聞き取れない。






それから約10分後には、あいつが倉庫から無傷で出てきた。





倉庫内をチラリと覗けば…




黒烏のやつらが全員倒れていた……




………………すげぇ…
30人相手に………………










「奏太はこれから病院な。車呼んだからもうすぐ来ると思う」










「………いい……それより…」




奏太がゆっくりと口を開いた。でもあいつはそれを制するように、話し始めた。





「黒烏は解散させた。
だから……奏太、壮。お前らの口から聞かせろ。


お前らは、雷龍を…俺を信じてついてくる気はあるか?」






真っ直ぐ力強い瞳で俺たちを見つめてくる。






なんでだかその目を逸らすことはできなくて…






「あぁ」


「仕方ねぇからな」





と返事をした。

















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