W Love ダブルラブ~イケメン双子に翻弄されて~
なんとか体調を落ち着かせ社長室にコーヒーを持って行くと、応接セットで向かい合って話をしていた梗月と前澤副社長。
「今度の会社はここよりも大分経営が悪化してるらしい。なかなか一筋縄ではいかないようだよ?」
「まあ、やり甲斐がある…と思うことにしますよ」
「再生請負人の本領発揮だね」
「再生請負人?」
コーヒーをテーブルに置いているとあまり聞きなれない言葉に二人の会話に思わず入ってしまった静香。
「あ、ごめんなさい」
慌ててコーヒーを置いて立ち上がる。
「いや、大丈夫だよ。コーヒーありがと」
「あれ?新村さんは聞いた事なかったかい?再生請負人」
「はい、初めて聞きました」
「前澤さん、余計なことは言わなくていいですよ」
「まあまあ、いいじゃないか」
不機嫌そうにコーヒーをすする梗月を不思議そうに見る静香に前澤副社長は説明する。
「再生請負人と言うのはね、梗月くんの事で、今まで経営不振に陥っている会社に入って立て直しを図り次々と成功をしているんだよ。この会社もそのために来たんだよ」
「え?そうだったんですか?知らなかったです」
「周りが勝手に言ってることだよ。僕はただ頼まれたことをしてるだけだ」
梗月はあまりそう言われるのは好きではないようで憮然としてるが、確かにこの会社も経営が傾きかけた時に梗月が来ていろいろ対策が施され今じゃ軌道に乗り人気ショッピングサイトとなっている。
「それに、全て成功はしていないですよ。やむなく経営統合するしかなかった会社もあるし」
「それは仕方がなかっただろう?統合したおかげで社員をリストラせずに済んだんだし、社員を守ったということに関しては成功と言ってもいいだろう」
困った顔で梗月を見る前澤副社長。
感動した静香は目をキラキラさせながら言った。
「梗月さんは社員を守るために会社を渡り歩いてるんですね。とっても素敵です」
「そんなことないよ…」
恥ずかしそうにはにかみそっぽを向く梗月。
一時胃の気持ち悪さも忘れ静香はにこにこと梗月を見つめた。
「ま、それより、新村さん。仕事溜まってるんじゃない?大丈夫?」
「は!そうでした。失礼します」
「東山君に引継よろしくね」
「はい!」
社長室を出て行く静香を見送ると、顔を引き締めた前澤副社長が梗月を見据えた。
「梗月くん、新村さんの事だが…」
梗月も前澤副社長のただならぬ雰囲気に眉をひそめる。
「今度の会社はここよりも大分経営が悪化してるらしい。なかなか一筋縄ではいかないようだよ?」
「まあ、やり甲斐がある…と思うことにしますよ」
「再生請負人の本領発揮だね」
「再生請負人?」
コーヒーをテーブルに置いているとあまり聞きなれない言葉に二人の会話に思わず入ってしまった静香。
「あ、ごめんなさい」
慌ててコーヒーを置いて立ち上がる。
「いや、大丈夫だよ。コーヒーありがと」
「あれ?新村さんは聞いた事なかったかい?再生請負人」
「はい、初めて聞きました」
「前澤さん、余計なことは言わなくていいですよ」
「まあまあ、いいじゃないか」
不機嫌そうにコーヒーをすする梗月を不思議そうに見る静香に前澤副社長は説明する。
「再生請負人と言うのはね、梗月くんの事で、今まで経営不振に陥っている会社に入って立て直しを図り次々と成功をしているんだよ。この会社もそのために来たんだよ」
「え?そうだったんですか?知らなかったです」
「周りが勝手に言ってることだよ。僕はただ頼まれたことをしてるだけだ」
梗月はあまりそう言われるのは好きではないようで憮然としてるが、確かにこの会社も経営が傾きかけた時に梗月が来ていろいろ対策が施され今じゃ軌道に乗り人気ショッピングサイトとなっている。
「それに、全て成功はしていないですよ。やむなく経営統合するしかなかった会社もあるし」
「それは仕方がなかっただろう?統合したおかげで社員をリストラせずに済んだんだし、社員を守ったということに関しては成功と言ってもいいだろう」
困った顔で梗月を見る前澤副社長。
感動した静香は目をキラキラさせながら言った。
「梗月さんは社員を守るために会社を渡り歩いてるんですね。とっても素敵です」
「そんなことないよ…」
恥ずかしそうにはにかみそっぽを向く梗月。
一時胃の気持ち悪さも忘れ静香はにこにこと梗月を見つめた。
「ま、それより、新村さん。仕事溜まってるんじゃない?大丈夫?」
「は!そうでした。失礼します」
「東山君に引継よろしくね」
「はい!」
社長室を出て行く静香を見送ると、顔を引き締めた前澤副社長が梗月を見据えた。
「梗月くん、新村さんの事だが…」
梗月も前澤副社長のただならぬ雰囲気に眉をひそめる。