だいすきだったきみへ。
ぽんちゃんは先生に色紙を渡すためか、

前にいた。

わたしはもうひとりの親友ちゃんと、

後ろやから写るかなぁ、

って移動しながら話してた。

「あ、いたいた」

声がした方を向くと、

「これこれ、妹から。おめでとう」

きみのお母さんだった。

わたしはきみの妹ちゃんと、

ペアを組んでたからかな。

きみの妹ちゃんが、

わざわざわたしに手紙を書いてくれたんだ。

わたしは妹ちゃんに、

上手に接せてなかったと思うから、

お母さんに言われたのかな、って思いつつ

泣きそうになったんだ。

わたしはちゃんときみの理想になれてた?

きみの思うすきなひとになれてた?

ほらねやっぱりさ

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