だいすきだったきみへ。
「告白しんか〜」

みたいなノリになったときだったっけ。

「…もう付き合ってる」

って思わず言ってしまった。

わたしは、やばいやらかした、って焦ったけど、

親友ちゃん、特にぽんちゃんは興奮してて、

「自分らもしよう!!」

なんて言ってたんだよね。

家に帰ってから。

《ごめん、付き合ってること言った。

ほんとごめん》

ぽろっと言っていいことじゃなかったのに。

《だれに?あいつら?》

《うん》

ほんときみには頭が上がらないことばっか。

《ならいいよ、大丈夫》

きみとわたしが喧嘩しなかったのは、

きっときみが寛大で、

わたしよりも大人で、

自分勝手なわたしを、

いいよ、って受け入れてくれてたのかな。

それにもきっと、

めんどくさくなったんだね。
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