だいすきだったきみへ。
いっきに顔が真っ赤になって、

きみまでにやにやしちゃって。

わたしまで伝染っちゃったよ。

なかなか言えないわたしを見て、

「ばいばい」

なんて照れたみたいに笑いながら、

きみは言ってくれた。

そんなことが何回もあった。

土曜日の部活の帰りのときだって。

きみの部活よりも、

わたしの部活のほうが、

終わるのは早いわけで。
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