名もない詩集
毎日
自分や誰かが死ぬ
そんな夢を見る

死んだ父や
世界中で
たった一人
私の味方だった
おばあちゃんが
出てきて

私に優しく
笑いかけるのに

夢の中で
生きる為に
あがく私を

私には
がっかりしたと
そんな子なんか
いらないと
突き放される

現実の苦しさを
眠っている間位
忘れていたいのに

夢の中で
起きてる時の
何倍も
悲しい思いをしてる

生きるか死ぬかの夢は
現実に起こってきた
選択肢もないような
出来事ばかりなのに

夢でも現実でも
誰も私を
夢から覚めた私を
抱きしめて
くれる人はいない

それこそが
もしかしたら
一番
欲しかった
そうかも知れないのに




< 36 / 183 >

この作品をシェア

pagetop