不明
前材は明が説明したように我材に状況をこと細かに説明する。 「ゲームを買うのをあきらめなさい。」
当たり前の答えだ。
だが明と前材は納得がいかない。
「あなたが明にお小遣いをあげれば。」
前材は途端に曇り顔になる。

「明君、伊須来君とゲームどっちが大切なの。」

明はもう一度考え直したがどうしても答えがでないようだ。 「そうだ、前材さんに相談しよう。」
進歩のない明に我材は落胆の表情を浮かべる。

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