姫と冷酷王子
「涙ってさっき冬李くん、通称冷酷王子と話したの!?」
「へ!?誰それ!」
「え?違うの?なんかみんな騒いでたからそうかと思った。さっきそこで聞いたんだけどね、美人を超目つき悪い男が脅している。って」
「はて?美人?誰が?」
「る、い!だよ!」
「へ?どこが?ってか脅されてた?ただ知らない男の子にストラップ拾ってもらっただけだけど?まぁ、ちょっと目つき悪かったけど、悪そうな人じゃなかったよ?」
「え、そうなの?じゃあよかった。ちゃんと見てないと危険だなー。」