運命だけを信じてる

駅前のカフェに入る。

混雑している店内で唯一空いていた2人掛けの席に向き合って座った。


お店のカウンターで注文する形式で、小牧さんより先にお財布を取り出して言う。


「私が買って来ますから!小牧さんはここで座って待っててくださいね」


「…アイスコーヒーでお願いします」


「了解です!」


レジに並びながら小牧さんの後ろ姿を観察する。

社内では金髪は非常に目立つけれど、街に繰り出せばそう目立たない。

ただ目立ちたいために髪色を奇抜にする人は居るだろうけれど、そもそも小牧さんはいくら地味な格好をしていても纏っているオーラは隠せない。

なんのために金髪にしているのかな?
それともやっぱり地毛?

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