神志名社長と同居生活はじめました
更衣室に雑誌を戻した後、私は元来た道を通って営業室へと戻っていく。


その途中、私の前方不注意により、突き当たりで誰かとぶつかってしまった。


「きゃっ! すみません!」


その拍子に思わず足がよろめき、背中から崩れ落ちそうになった。
しかし衝撃が襲ってくるより先に手を引っ張られ、そのまま優しく抱きとめられた。


「大丈夫?」

私の顔を覗き込むーーたった今、私がぶつかってしまったその人は、なんと、神志名社長だった。
< 11 / 125 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop