神志名社長と同居生活はじめました
定時に仕事を終え、一階のエントランスまでおりてきたところで、私はメッセージを送った。
【今、仕事が終わりました】
送った相手は、社長だ。
昨夜、酔った流れで連絡先を交換したことを覚えていた。
……こんなメッセージ送ったところで、だから何だって思われるかもしれないけれど……昼間の件もあるし、何でもいいので社長から連絡をもらいたかった。
その後、私はエントランスに併設されているカフェに入店し、カフェオレを一杯注文した。
このカフェからなら、社長が仕事を終えて降りてきた時にすぐに気付ける。
とは言え、社長が私と同じ様に定時に帰宅する訳はなく。
いや、たまにはそうであってほしいけれど、今日に限って都合良くそんなことはないだろう。
案の定、待てど待てど、社長の姿は見えない。
よく考えたら、外出先から直帰かもしれない。メッセージに返信がないから、それも確認出来ない。
そして……
「お客様、申し訳ありませんが閉店になります……」
カフェの店員の女性から申し訳なさそうに声を掛けられる。
もう二十時なんだ……。全然気が付かなかった。
慌ててお会計を済ましてカフェを出ると、ちょうどエレベーターが一階に到着し、扉の向こうから社長と社長秘書の中城さんが降りてきた。
すぐに社長と目が合い、彼は切れ長の瞳を一瞬大きくさせると、私の方へとやって来た。
【今、仕事が終わりました】
送った相手は、社長だ。
昨夜、酔った流れで連絡先を交換したことを覚えていた。
……こんなメッセージ送ったところで、だから何だって思われるかもしれないけれど……昼間の件もあるし、何でもいいので社長から連絡をもらいたかった。
その後、私はエントランスに併設されているカフェに入店し、カフェオレを一杯注文した。
このカフェからなら、社長が仕事を終えて降りてきた時にすぐに気付ける。
とは言え、社長が私と同じ様に定時に帰宅する訳はなく。
いや、たまにはそうであってほしいけれど、今日に限って都合良くそんなことはないだろう。
案の定、待てど待てど、社長の姿は見えない。
よく考えたら、外出先から直帰かもしれない。メッセージに返信がないから、それも確認出来ない。
そして……
「お客様、申し訳ありませんが閉店になります……」
カフェの店員の女性から申し訳なさそうに声を掛けられる。
もう二十時なんだ……。全然気が付かなかった。
慌ててお会計を済ましてカフェを出ると、ちょうどエレベーターが一階に到着し、扉の向こうから社長と社長秘書の中城さんが降りてきた。
すぐに社長と目が合い、彼は切れ長の瞳を一瞬大きくさせると、私の方へとやって来た。