神志名社長と同居生活はじめました
その途中の廊下で、私はある人物を発見した。


「尚(なお)!」


私が声を掛けると、彼――牧田(まきた) 尚は、足を止めてこちらに振り向いた。


「雅」

「偶然だね! 外回り行くの?」

笑顔全開で、私は彼の隣にピタッと立ち並ぶ。


――尚は私と同じく、ソーシャル・ピクシーで働く社員だ。
エンジニアとして働く彼は、ゲームの新規の機能開発から、その運用まで担当している。

そんな彼は、私の同期であり……そして、彼氏だ。
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