毎日、失恋。
僕の黒歴史ーーー
の前に、僕には二人の母さんがいる。
僕を産んでくれた母さんと、育ててくれた母さん。
正直、産んでくれた母さんよりも今の母さんの方が長く一緒にいるし誰が見ても親子らしい親子だと思う。
物心ついてきた時には本当の母さんだと思ってたしね。
けれど多感な年頃になるに連れ、ぼんやりと感じていた違和感。
それがある時、胸の内側から溢れてしまった。
この人は他人なんだなと。
その事実がハッキリとした途端、この家に僕の居場所がない気がして家にいても落ち着かなかった。
だから自然と母さんとも話さなくなった。
当然、家の中の雰囲気は悪くなるばかりで。
僕がいなければ…
こいつらももっと穏やかに暮らせるんじゃないのか?
だから…
早く大人になって自分で稼いでこの家を出ていきたいって。
そんな思いが膨らみつつある時に街で声を掛けられた。
読者モデルやってみないかって。
正直、モデルなんて全く興味がなかった。
けれど少しでも自分で稼げるならいいかと承諾した。
モデルの仕事はやってみると意外と面白かった。あっという間に話題になってそれなりに注目されるようにもなった。
けれど僕の心が落ち着く事はなかった。
の前に、僕には二人の母さんがいる。
僕を産んでくれた母さんと、育ててくれた母さん。
正直、産んでくれた母さんよりも今の母さんの方が長く一緒にいるし誰が見ても親子らしい親子だと思う。
物心ついてきた時には本当の母さんだと思ってたしね。
けれど多感な年頃になるに連れ、ぼんやりと感じていた違和感。
それがある時、胸の内側から溢れてしまった。
この人は他人なんだなと。
その事実がハッキリとした途端、この家に僕の居場所がない気がして家にいても落ち着かなかった。
だから自然と母さんとも話さなくなった。
当然、家の中の雰囲気は悪くなるばかりで。
僕がいなければ…
こいつらももっと穏やかに暮らせるんじゃないのか?
だから…
早く大人になって自分で稼いでこの家を出ていきたいって。
そんな思いが膨らみつつある時に街で声を掛けられた。
読者モデルやってみないかって。
正直、モデルなんて全く興味がなかった。
けれど少しでも自分で稼げるならいいかと承諾した。
モデルの仕事はやってみると意外と面白かった。あっという間に話題になってそれなりに注目されるようにもなった。
けれど僕の心が落ち着く事はなかった。