毎日、失恋。
それからの僕は昼間は愛《まな》の面倒を見つつ家事を済ませ、そして母さんの病院へ行ったりと忙しい日々を送っていた。
母さん、よくやってんね、こんな重労働。
ほんと、つくづく思う。
体がいくつあっても足んないよ。
本日2度目の洗濯物を干しながらふと思う。
「今頃、昼休みか?」
高橋さん…また空気に戻ってんのかな。
僕が側に居られたら…って逆効果か。
それに今はこんな状態だし。
まぁ、我が悪友達を信じるしかないか。
学校に連絡した時、岡ちんは「この事はクラスのみんなには話しますか?」って聞いてきた。
僕は「いえ、余計な心配掛けたくないんで。」と答えたけど…。
一瞬、過ったんだ。
高橋さんだけでも…
いくら梨杏とは何もないと言っても高橋さんに変な誤解を与えたくない。
って、そもそも僕に対して誤解もなにもないか。
すると、岡ちんが
「では、僕の判断で必要であるなら説明することにします。なので大変な状況であるとは思いますが無理はしないように。いつでも僕を頼ってください。そして…卒業式を全員で迎えましょう。」
と言った。
岡ちん…
この人のこういう所なんだよな。
いざという時に頼りになる兄貴の様な…
高橋さんが好きになるの分かる。
悔しいけれど。
母さん、よくやってんね、こんな重労働。
ほんと、つくづく思う。
体がいくつあっても足んないよ。
本日2度目の洗濯物を干しながらふと思う。
「今頃、昼休みか?」
高橋さん…また空気に戻ってんのかな。
僕が側に居られたら…って逆効果か。
それに今はこんな状態だし。
まぁ、我が悪友達を信じるしかないか。
学校に連絡した時、岡ちんは「この事はクラスのみんなには話しますか?」って聞いてきた。
僕は「いえ、余計な心配掛けたくないんで。」と答えたけど…。
一瞬、過ったんだ。
高橋さんだけでも…
いくら梨杏とは何もないと言っても高橋さんに変な誤解を与えたくない。
って、そもそも僕に対して誤解もなにもないか。
すると、岡ちんが
「では、僕の判断で必要であるなら説明することにします。なので大変な状況であるとは思いますが無理はしないように。いつでも僕を頼ってください。そして…卒業式を全員で迎えましょう。」
と言った。
岡ちん…
この人のこういう所なんだよな。
いざという時に頼りになる兄貴の様な…
高橋さんが好きになるの分かる。
悔しいけれど。