黒王子に恋をして。
「はい、到着〜」


「まぁすぐ済むから大人しくしてなって」


「はい騒がないよ〜」





5人に見えないように囲まれて口を塞がれる。

隙をついてガブッと指を噛んだ。





「痛って、この女っ」


「っ…!!」





噛んだことに苛立ったのか、頬をビンタされた。

舌は噛まずに住んだのがまだ救い。
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