黒王子に恋をして。
「さっさとやっちまおうぜ」





もうダメだ。そう思った時に





「五十嵐くんこっち!」





誰かが連れてきた。

梓くんを。


梓くんは私を見るなり、すごく怖い顔をして周りの先輩に詰めよとた。





「テメェ、誰の女に手出してんだよ...!!」


「あれ、五十嵐の女なの?」
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