黒王子に恋をして。
「うぅっ...」

「横になるか??」





そう聞くとコクッと頷いた。

俺はゆっくり瑠奈をベッドに寝かせ、布団をかけた。





「俺、教室戻るからな」

「待って、もう少し...居て」





痛みのせいからか涙ぐんで言う瑠奈。

そして俺に手を伸ばしてきている。


あー可愛すぎる、
可愛すぎてまじで食べてぇ。





「俺はずっとここにいるから。安心しろ」





手を握りそう言うと瑠奈は微笑んで瞳を閉じた。
< 38 / 182 >

この作品をシェア

pagetop