黒王子に恋をして。
「うぅっ...」

「横になるか??」





そう聞くとコクッと頷いた。

俺はゆっくり瑠奈をベットに寝かせ、布団をかけた。





「俺、教室戻るからな」

「んーん、やだ。手握ってて、もう少し...いて」





痛みのせいからか涙ぐんで言う瑠奈。

そして俺に手を伸ばしてきている。


あー可愛すぎる

可愛すぎてまじで食べてぇ





「俺はずっとここにいるから。安心しろ」





そう言うと瑠奈は微笑んで瞳を閉じた。
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