黒王子に恋をして。
月日は流れ5月後半。

もうすぐ体育祭の時期です。





「えーこれから、体育祭の種目決めをする。あとは評議員よろしく」





そう伝えると端に置いてある椅子に座り、眠り始める先生。

先生に言われた通り、評議員が前に出て指揮を執る。





「じゃあ、人数少ないやつから。借人競走男女1人ずつ、出たい人は挙手でお願いしまーす」

「はい!」





私は勢いよく手を挙げた。

すると周りにいた男子が一斉に手を挙げだした。

梓くんがそれを睨みつけるとみんなは一瞬で手をおろした。

そして代わりに手を挙げたのは藤咲くんだった。
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