好きです。先輩 2
「隼人先輩・・・なんで・・・」

「希衣。ごめんな。俺直接謝りたくて姉貴に連れてきてもらった。多分姉貴は今頃涼さんと会ってると思う」


そっか・・・

来てくれたんだ・・・


「先輩・・・私ねたくさん考えたの。でもどうしても別れるのが嫌で・・・」

「なぁ、希衣。俺の話聞いてくれるか?」


私は静かに頷いた。
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