女を思い出す時
日曜の朝 約束通りに
夫の自宅へ行って 真美の髪の毛を結んだ。
「これ可愛い!!」
喜ぶ顔が見たくて ついつい
可愛いヘアピンやゴムを 買ってしまう。
「お友達にこれどこで売ってるの?って
真美ちゃんママいないのに誰買ってくれるの?
って聞かれたの。」
曇った表情に夫が悲しそうな顔をした。
「だからおねえちゃんって言ったんだ。
恋人?って言うから ウンって言った。」
恋人・・・・・
夫が 悪いねって笑った。
「子供って残酷だからね
ストレートに来るもんだからさ。」
それまであまり興味のなかった夫の妻
真美の母親が気になってきた。
夫の書斎に案内された。
素敵な小さな仏壇に可愛い花が飾ってある。
その周りには 遺影と いろんな写真が入った
写真立てがおいてある。
「見ていいですか?」
「いいよ。」
愛くるしい真美は夫似だった。
その人は クールビューティ的だった。
「綺麗な人ですね。」
「高校大学と長く付き合って卒業した年に
真美ができて結婚したんだ。
妊娠中にガンが見つかって 子供をあきらめて
治療をするかと言われたけど
絶対に子供はあきらめないってね・・・・・。」
言葉が見つからなかった。
「結局 真美が一歳になった年に亡くなった。
真美に自分を覚えてもらいたいって
ビデオや写真をずいぶん残してね。」
夫がそれを今でも書斎で見て
泣いているのを私は知っている。
「たぶん一生涯 俺の中では妻が一番
真美が二番 それは変わらない。」
その言葉は私に突き刺さった。
私と同じ
一生涯私の中では 翔
そして死んでしまった私たちの子供
「そうですね。
奥様 喜んでますよ。」
「紀香ちゃんはこういうのは嫌だろ?」
「いいえ その気持ちよくわかります。
これから先 また恋をしても
でも忘れられない人がいる
それは大切にしていいと思います。
誰にも踏み込めない 理解できます。」
夫は私の言葉にある意味
私なら次の恋を始められると思ったと言っていた。
私もそんな夫に
不思議な感覚を抱くようになっていた。
夫の自宅へ行って 真美の髪の毛を結んだ。
「これ可愛い!!」
喜ぶ顔が見たくて ついつい
可愛いヘアピンやゴムを 買ってしまう。
「お友達にこれどこで売ってるの?って
真美ちゃんママいないのに誰買ってくれるの?
って聞かれたの。」
曇った表情に夫が悲しそうな顔をした。
「だからおねえちゃんって言ったんだ。
恋人?って言うから ウンって言った。」
恋人・・・・・
夫が 悪いねって笑った。
「子供って残酷だからね
ストレートに来るもんだからさ。」
それまであまり興味のなかった夫の妻
真美の母親が気になってきた。
夫の書斎に案内された。
素敵な小さな仏壇に可愛い花が飾ってある。
その周りには 遺影と いろんな写真が入った
写真立てがおいてある。
「見ていいですか?」
「いいよ。」
愛くるしい真美は夫似だった。
その人は クールビューティ的だった。
「綺麗な人ですね。」
「高校大学と長く付き合って卒業した年に
真美ができて結婚したんだ。
妊娠中にガンが見つかって 子供をあきらめて
治療をするかと言われたけど
絶対に子供はあきらめないってね・・・・・。」
言葉が見つからなかった。
「結局 真美が一歳になった年に亡くなった。
真美に自分を覚えてもらいたいって
ビデオや写真をずいぶん残してね。」
夫がそれを今でも書斎で見て
泣いているのを私は知っている。
「たぶん一生涯 俺の中では妻が一番
真美が二番 それは変わらない。」
その言葉は私に突き刺さった。
私と同じ
一生涯私の中では 翔
そして死んでしまった私たちの子供
「そうですね。
奥様 喜んでますよ。」
「紀香ちゃんはこういうのは嫌だろ?」
「いいえ その気持ちよくわかります。
これから先 また恋をしても
でも忘れられない人がいる
それは大切にしていいと思います。
誰にも踏み込めない 理解できます。」
夫は私の言葉にある意味
私なら次の恋を始められると思ったと言っていた。
私もそんな夫に
不思議な感覚を抱くようになっていた。